栄養学という科学の世界を楽しみませんか?

栄養学というのはとても複雑で、まるで科学のようです。これは絶対にいいという万能薬のような栄養はなく、食品同士がさまざまな方法で補い合って、時に栄養価が最高の状態であり、逆にせっかく栄養を摂っても、なかなか体内に吸収されないといった場合があります。
食材の組み合わせしだいで薬にも害にもなるものです。
現代は、研究によって栄養について、実にさまざまなことがわかってきています。

食楽テーブルでは、このような一度の食事で2つの食品の栄養を組み合わせることで「最高の状態で」食べられる方法を、知見を踏まえ、多角的に多数の例を紹介しています。

例えば、ブロッコリーは単体でも体にとても良いものですが、火を通すとなくなっていま栄養もあります。そこでおすすめなのがブロッコリーにマスタードを合わせて食べること。マヨネーズに粒マスタードを合わせたり、ホットドックにしてソーセージとブロッコリーを挟んでマスタードをかけるなど。そうすれば、酵素(高温で加熱することで損なわれてしまいます)を最大限に摂取できます

他にも、鮭とターメリック(ウコン)は、特定のガンに対する体の免疫力を高める働きがあるそうです。また、カボチャと鶏肉で、体力の回復や免疫力の向上が期待できます。キャベツとほうれん草やニンジンを一緒に食べることで、抗酸化作用による老化防止やガン予防の効果が期待できたり、さつまいもとりんごを合わせることで、どちらもカリウムが入っており、体内の水分量を調節したり、不要なナトリウムを排泄する働きが期待できます。

ほかにも、抗酸化作用を高める小豆とラズベリー、鉄分と亜鉛の吸収をよくする玉ねぎとニンニクと全粒粉、トマトに含まれるリコピンの吸収をよくするにはトマトとオリーブオイルなど、互いを補い合う食品の組み合わせが挙げられていました。このような知識を知って食事を食べるだけで、人は脳で食事をしているため、栄養吸収が良くなります。

また、ご自宅で料理をする時にこれを組み合わせれば、食事の栄養価が高まりますので、覚えておくと良いのではないでしょうか。食楽テーブルでは、そんな食べ方を体験できる場として、今後できるカフェでご用意する予定です。ぜひ、ご家族みなさんで栄養という科学を楽しんでください。

せっかく食事をするなら栄養をできるだけたくさん摂っていただきたい…それがIRODORIの考えです。


PAGE TOP