こだま保育園では、野菜嫌いへの取り組みの一つとして、5歳の子どもマイスターが、みんなのドレッシングを毎回考えて作っています。発想が豊かな子どもたちは、調味料を自由に組み合わせ、新しい味をどんどん作り出して、食事を楽しませてくれます。
栄養士や調理スタッフが作ったドレッシングよりも、子どもマイスターのドレッシングの方が大人気で、マイスターのドレッシングだと、園児がサラダをモリモリ食べてくれるため、給食の残食も一気に減ります。
子どもたちの好む味は大人とは異なるので、子ども自身がよく分かっているということですね。
そんなドレッシングの中でも、特に人気のある3つをライナップしました。
野菜嫌いのお子さまだけでなく、大人になったみなさまも、子どもたちの優しい世界をぜひご堪能ください。
みまもることで、子どもたちの個性と自律性がのびのびと発揮される環境を
社会福祉法人呉竹会の保育園や子ども園は、それぞれの子どもの個性をとても大切にした「見守る保育」という特徴的なメソッドで運営しています。とりわけ、子どもたちの心・体・頭の成長を支える食育については、独自の取り組みを進めています。そのため、子どもたち一人ひとりが主役で、とても楽しそうなのが印象的です。
その違いは子どもたちの様子を見るとすぐに分かります。0歳児であっても、自分で考えて、決定する姿がさまざまなところで見られ、一人でできることは自分でやって、できないことを先生やできるお友だちにお願いするという、主体性をもった生き方ができる環境が整えられています。例えば、喧嘩をしたら「ピーステーブル」という場所に行って、自分たちで決めた話し合いのルールに則って解決します。第三者として仲裁役を依頼することができますが、それももちろん子どもなのです。大人も見習いたいものですね!
また、異年齢で過ごす機会があたりまえなので、子ども同士の中でそれぞれに役割を自ら発見して、自分の特性を活かして育ち合う姿も数多くみられる…そんな保育園です。
こどもマイスターは、油、調味調、味のアクセントとなるスパイスといった3つの素材を組み合わせることでドレッシングの味をつくり出しています。
サラダの具材から、合うものをイメージしてそれらを調合しているのですが、組み合わせる素材を変えたり、それぞれの分量を変えたりすることで味は全く異なるので、味のバリエーションは無限にあります。
ドレッシング作りに慣れてくると、サラダだけでなく、給食全体のメニューに合わせて、ドレッシングをつくり出すことができるようになります。さらには、3つの素材だけではなく、5つの素材の組み合わせにしたりと、より複雑な味を柔軟につくり出せるようになるのです。このようなことからも、子どもたちの持つ能力は計り知れないと教えられます。
しょうゆドレッシング
『しょうゆどれっしんぐ』440円
[ごま油×醤油×こしょう]のブレンド。しょうゆとごまの風味が香ばしい甘辛味がクセになります。
こんそめドレッシング
『こんそめどれっしんぐ』440円
[オリーブオイル×コンソメ×ガーリックパウダー]のブレンド。コンソメとガーリックの風味が、かける料理の幅をグッと広げます。
かれードレッシング
『かれーどれっしんぐ』440円
[サラダ油×塩×カレー粉]のブレンド。辛みはなく、旨味だけ引き出したスパイシーな香りがほんのりする食欲をそそります。
『こどもどれっしんぐ 3本セット』1,100円
しょうゆどれっしんぐ、こんそめどれっしんぐ、かれーどれっしんぐの3種類が味わえるお得なセットです。野菜サラダだけでなく、肉や魚などにもかけてみたり、味の食べ比べをしながら食卓の会話を楽しんでみてください。
楽しい食を創り出す「ユニットIRODORI」と呉竹会のこだま保育園による野菜嫌いを克服する食育プロジェクトの一環です。こどもの味覚に合わせた味わいによって野菜嫌いが克服できたり、保育園の取り組みから子育てのヒントになったり、子どもたちの姿に感動や元気をもらったりします。また、こだま園の子どもたちには、自分たちで考えたものが商品になって、それが世の中に広がっていく様子を実際に体験することで、保育園では学べない社会経験ができます。私たちは、このような食をつうじて人や事業が生まれる活動に取り組んでいきます。
食楽BNS株式会社
〒220-0011
神奈川県横浜市西区高島二丁目11番2号スカイメナー横浜519
TEL 045-550-5882 FAX 045-550-3517