新玉ねぎとサニーレタス、小松菜、ほうれん草、水菜、カリフラワーに、ワカメを加えて醤油バルサミコドレッシングで仕上げた海藻サラダです。中でも、わかめは歯や骨の形成に使われるマグネシウムや新陳代謝を促進するヨウ素、歯や骨を丈夫にするカルシウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。また、わかめはビタミンKも含んでいます。ビタミンKはケガをした時に血液が固まる働きを助けたり、骨の形成を促したりする作用がある栄養素です。
さらに、肝機能の改善や血中コレステロール低下作用があるといわれるフコイダン、血圧を下げたり、悪玉コレステロール値を排出したりするアルギン酸カリウム、抗酸化作用があり、脂肪燃焼を促進するフコキサンチンです。フコイダンとアルギン酸カリウムはそれぞれ食物繊維の一種。わかめのぬめりの元は、フコイダンとアルギン酸カリウムです。わかめはとても身近な食材でありながら身体のさまざまな不調に効果を発揮するスーパーフードなので、毎日の食事に適量を取り入れるとよいでしょう。玉ねぎの栄養素である血液をサラサラにしてくれる硫化アリルは、水や熱に弱いため、辛味が少ない新玉ねぎが出回るこの時期には、生で食べられるサラダはおすすめ。それでも辛味が気になる場合は、少し置いておくことで、辛味が抑えられます。
特定原材料にあたるアレルゲンは使用しておりません。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。
このお皿は唐津焼で、16世紀末、秀吉の文禄慶長の後で、朝鮮半島より渡来した陶工たちにより伝えられた技法と、備前地で発見された砂岩を含む土で作り出された焼き物です。この新しい技法は、それまでの日本の焼き物に一大転機をもたらす全く新しい焼き物として侘び茶の茶人たちに珍重され、現在では生活の器としても発展した。佐賀県唐津の港より、日本各地に運ばれたことから「唐津焼」と呼ばれるようになった。
高麗窯の古家章弘さんと古家義弘さんの作品は、粉引やはけ目、無地灰釉など、素朴で使いやすい器が多い中、唐津の茶碗やぐい呑みに多く見られる装飾の皮鯨(かわくじら)の四角の角を落とした形のお皿です。これは口縁部に黒い縁取りをあしらったもので、名の由来は口縁部の黒を鯨の皮(背中側)、うつわ本体の白~灰色を鯨の身(腹側)になぞらえたことによります。
色みが優しいことで、食材の色を引き立てます。また、形が四角いことで、食べ物が豪華に見えるだけでなく、黒い縁があることで、料理の色彩が締まります。縁がポイントになることで、メリハリがつくため、料理が盛り付けしやすいのが特徴です。
玉ねぎを食べるときにおすすめなのが、豚料理です。理由は、旨味が重なり合い味の相乗効果をなすことです。旨味成分であるイノシン酸が肉にあたり、玉ねぎがグルタミン酸になることで、2つが重なる料理は旨味が強く感じられます。また、玉ねぎに含まれるアリシンがビタミンB1と結合するとアリチアミンという物質にかわり、体内での保留時間(血中滞在時間)が長くなります。その結果、糖質の代謝に必要なビタミンB1の吸収が良くなるため、疲労回復や脳を活発に働かせる効果があるため、B1を多く含む豚肉との相性は抜群です。
玉ねぎや海藻のサラダは、パンに生ハムなど塩けのあるタンパク質と一緒にトーストしたパンにのせて食べるのもおすすめです。卵チャーハンを作って、そこに和えるだけのサラダ飯も美味しいですよ。気軽に3大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)やビタミン・ミネラルがとれるのがいいですよね!
海藻を使ったあっさりとしたサラダには、ミネラルを感じるフレッシュな白ワインが定番。軽めのイタリアワインなどよいかもしれません。
「新玉ねぎの海藻サラダ」と「キャベツのキーマカレー」ですが、さっぱり味の新玉ねぎで歯応えが楽しいサラダとスパイスたっぷりのキャベツのキーマカレーは、味の幅が広いメニューの組み合わせです。サラダに入っている玉ねぎの辛味や甘味、苦味、ドレッシングの酸味、塩味で、カレーも野菜の甘味、旨味、辛味など五味が複雑に存在するメニューなので、脳が活性化されます。