3月3日(木) キャベツのキーマカレー

<メニューの詳細と栄養>

キャベツや新玉ねぎ、にんじん、トマト、長ネギ、大根と牛肉と豚肉のひき肉をにんにくや生姜と炒めてカレー粉を加えて、コンスターチでカレーに仕上げます。小麦粉は入れないため、グルテンフリーです。キャベツをカレーに使うのは、珍しいことですが、ざく切りにして入れることで食べ応えもでますし、トロトロになった葉の部分と熱を加えて甘みを増した芯の部分の2種類を楽しむことができます。
またカレー粉は、美味しさはもちろんのこと、実は健康に良いパワーも秘めています。例えば、辛味成分は消化器の粘膜を刺激し、中枢神経の働きを高め、その結果消化液の分泌も促してくれます。これが「暑い夏で食欲がなくても、カレーは食べられる!」という食欲増進効果となります。カレーの黄色い色付けに欠かせないターメリックとは、「ウコン」です。それに含まれる「クルクミン」は、肝機能を向上させ、コレストロール値の低下が期待されます。また、近年では脳機能活性化によりアルツハイマー病の予防にも効果があることが報告されています。カレーはいろいろな野菜を美味しくしてくれるので、お家のカレーにも、定番野菜以外もチャレンジしてみてください。

<特定原材料アレルゲン(7品目)の使用について>

バターに含まれる乳製品を使用しております。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。

<食器について>

このお皿は唐津焼で、16世紀末、秀吉の文禄慶長の後で、朝鮮半島より渡来した陶工たちにより伝えられた技法と、備前地で発見された砂岩を含む土で作り出された焼き物です。この新しい技法は、それまでの日本の焼き物に一大転機をもたらす全く新しい焼き物として侘び茶の茶人たちに珍重され、現在では生活の器としても発展した。佐賀県唐津の港より、日本各地に運ばれたことから「唐津焼」と呼ばれるようになった。

高麗窯の古家章弘さんと古家義弘さんの作品は、粉引やはけ目、無地灰釉など、素朴で使いやすい器が多い中、ウェーブしたこのお皿は、洋風のメニューにも使えるため、とても幅広くご使用できます。また、色合いも曖昧なため、食材の色彩を生かしてくれます。取り皿としても、使用しやすい大きさになっております。

<合わせたい主菜>

カレーでお肉を摂っているため、低カロリーで栄養が豊富でボリュームがある豆腐を合わせるのはいかがでしょうか。ダイエット食材として優秀な豆腐。冷奴や湯豆腐として合わせるのもいいし、ご飯の代わりに豆腐にカレーをかける食べ方もできておすすめですよ。

<食楽の食べかた>

本場のインドでは、キーマカレーをキーママタールと言って、ひき肉、マタールはグリーンピースのカレーです。日本でも人気抜群のキーマカレーは北インド由来の料理なのですが、本場のカレーには、コクを出すために、カシューナッツをペーストにしてカシューナッツバターを入れることで深い味わいを生み出します。食楽式ではもっと楽に楽しめるように、キーマカレーに粒のカシューナッツを入れて食べることをおすすめします。カシューナッツの油分でコクが出て、ナッツの歯応えが楽しい料理になります。ぜひ、そのアレンジキーマカレーをトーストなどにのせて楽しんでみてください。

<合わせたいお酒>

カレーにはすっきりしたピルスナータイプのビールや、すっきりした辛口の白ワインもおすすめです。

<本日の献立について>

「新玉ねぎの海藻サラダ」と「キャベツのキーマカレー」ですが、さっぱり味の新玉ねぎで歯応えが楽しいサラダとスパイスたっぷりのキャベツのキーマカレーは、味の幅が広いメニューの組み合わせです。サラダに入っている玉ねぎの辛味や甘味、苦味、ドレッシングの酸味、塩味で、カレーも野菜の甘味、旨味、辛味など五味が複雑に存在するメニューなので、脳が活性化されます。

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