3月31日(木)春キャベツのじゃこサラダ

<メニューの詳細と栄養>

キャベツ、玉ねぎ、にんじん、もやし、じゃこ、焼きのりを使って、にんにくと胡麻油をきかせたサラダです。サラダに入っている焼きのりは、身体の筋肉や皮膚を構成したり、代謝や免疫力を高めたりするたんぱく質が、全体の約40%も含まれています。そのたんぱく質は良質なたんぱく質であるため、効率よく体に取り入れることができるのが特徴。たんぱく質に次いで多く、成分の36%を占めているのが、便通の改善や血糖値の上昇を緩やかにする働きがある食物繊維。また葉酸は、ビタミンB12と共に貧血を予防するのがのり1枚で成人が一日に必要な量の約4分の1を摂取出来ます。さらに、ビタミンB12はDNAの生成を助ける栄養素の一つで、葉酸と共に貧血を防ぐ役割のありますが、のり1枚で成人が一日に必要な量の3/4を摂取出来ます。他にも、甲状腺で甲状腺ホルモンを作っているヨウ素は、のり1枚で一日に必要な量の3分の2を摂取出来ます。バランス良く栄養素を含むのりは毎日食べ続けることにより、生活習慣病の予防や美肌効果など身体にとって良い影響を与えると考えますが、1日2枚ぐらいが理想です。あまり多く食べる(47枚以上)と、ヨウ素の過剰摂取になり、甲状腺機能低下症という病気があるからです。しかしながら、のりは栄養価の高い食材です。たんぱく質や食物繊維、ビタミンやミネラルなど身体にとって必要な栄養素が豊富に含まれているため、ご飯のお供以外にも、このサラダのように、さまざまな料理に使ってみてください。

<特定原材料アレルゲン(7品目)の使用について>

特定原材料にあたるアレルゲンは使用しておりません。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。

<食器について>

「銀化天目」というのは、 黒い釉薬を山下さん独自の焼成法で金属的な輝きに仕上げた作品たちのことです。青っぽい金属らしい不思議な風合いを醸し出しています。つくり手は、神奈川県伊勢崎市生まれで、伊勢原市三ノ宮に陶房を開いている作家さんです。鉄分を含んだ釉薬が結晶のように凝固し、金属的な輝きを放つ色合いが特徴で、窯変で生じる偶然性は二つと同じ作品は生み出せないそうです。

青色の食器は料理の盛り付けをするのは難しいと言われていますが、青色がそんなに強くないため、どんなジャンルの料理も合いやすく、とてもモダンな仕上がりになります。金属が入っているため、冷蔵庫にお皿を冷やして、お刺身などにも使用できるお皿です。

<合わせたい主菜>

炒め物に入っているもやしには、美容ビタミンとも呼べるビタミンCが豊富に含まれていますが、同じくお肌の健康維持に役立つビタミンB2を一緒に摂ると効果的です。ビタミンB2はレバーに圧倒的に多く含まれており、レバーの種類は牛でも豚でも鶏でも構いません。もやしとレバーを炒め物にすることで、ビタミンB2とビタミンCの美容効果だけでなく、レバーに豊富に含まれている鉄分も併せて摂ることができるためおすすめです。

<食楽の食べかた>

春キャベツのじゃこサラダは、パスタに合わせても美味しいですよ。パスタをアーリオオーリオ風にオリーブオイルとニンニク、唐辛子で炒めて、そこにサラダをトッピングすると、春のパスタの出来上がります。

<合わせたいお酒>

じゃこと海苔にあわせるのは、ごま油の風味にも負けないしっかりした味わいの日本酒がおすすめです。精米歩合の高くない純米酒を常温であわせるのがよさそうです。

<本日の献立について>

「春キャベツのじゃこサラダ」と「新じゃがのかき揚げ(カレー風味)」の組み合わせは、味覚的に合わせました。春キャベツのスパイシーなかき揚げは豚肉も入っていて、ボリュームもあるため、酸味のあるじゃこのサラダを合わせて、野菜の酵素を使って消化を助けるようにと考え、組み合わせました。

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