菜の花とレタス、じゃがいも、にんじん、玉ねぎを、手作りの粒マスタードマヨネーズで和えました。
菜の花は、アブラナ科の野菜の花芽のことです。アブラナ科の野菜とは、ハクサイ、カブ、ダイコン、コマツナ、ミズナ、チンゲンサイ、キャベツなどで、冬野菜の多くは、同じアブラナ科の仲間です。
冬野菜たちは、暖かくなってくると、花茎を伸ばし、花を咲かせ子孫を残す準備を始めます。花茎のことを「董(とう)」といい、これが伸びてくることを「とう立ち」と言いますが、野菜はとう立ちが始まるとそちらに全てのエネルギーを注ぐため、ダイコンやカブなどの根の部分はスカスカに、葉野菜の葉の部分は固くなってきてしまいます。だから、この時期は、スが入ったものができるのです。
そのかわり、エネルギーの集中している菜の花は柔らかく甘く、とてもおいしいのです。菜の花は、野菜たちがせいいっぱいの力でつけた、1年で春しか楽しめないものなので、ありがたくいただきたいですね。
菜の花は、蕾や茎だけでなく、葉っぱももちろん食べられます。菜の花のビタミンCはトップクラスの含有量で、ほうれん草の4倍にもなります。また、ビタミンAであるβカロテンといった脂溶性ビタミンも入っているため、このメニューのように、油を入れたマヨネーズやドレッシングなどと合わせていただくと吸収率も良くなります。
短い間にしか食べられないので、この時期は菜の花も終わりの時期なので、見つけたらいろいろ楽しんでください。
手作りマヨネーズに卵を使用しております。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。
湯河原焼の向山窯は、神奈川県湯河原の谷合から産出する粘土や、みかん灰等を原料に作陶したものです。湯河原の土は鉄分が多く、黒茶系の肌合いは単純素朴で主役たる花や料理を引き立たせてくれます。陶芸作品のテーマは、“温もり” で、細長いトンネル状の穴窯といわれる窯に、5~7昼夜薪を投入し続け、火を止めて待つこと10日、作品が誕生いたします。誕生した作品は、控え目で決して目立たず花や料理と出合ったとき、花や料理の美しさを引き出すことで自らが輝く、「愛するものを支えてやまない」 という温かさの中にある、支えるものの地味な輝きを表現したいと念願する…そんな鈴木秀男氏の幻想の世界が表現された陶器です。
その中でも、このみかんを使った陶器は、色も薄く輝きがあるため、さまざまな料理と合わせることができます。取り皿としても、使いやすい大きさで、手作りの温かみが特徴です。
菜の花やじゃがいもにはたくさんのビタミンCが入っているため、鶏肉と合わせると、疲労回復に役立ちます。焼き鳥の塩のような鶏肉をシンプルな味で味わいで楽しめるメニューと組み合わせると、菜の花の繊細な苦味など、春の味覚をより楽しめるのでおすすめです。
食楽では、一つの料理を作ったあとで、トッピングによって、さまざまな味わいや食感を楽しみます。菜の花のサラダは、海苔を加えることで、海藻が持つミネラルが摂れるため、栄養価が高まり、磯香りで味わいも豊かになるためおすすめです。また、オニオンチップをトッピングすると、カリカリとした食感が楽しくなります。ポテトチップもオニオンチップと同じく食感を加えるアクセントになるため、いろいろ加えて新しい味を試してみてください。
菜の花のほんのりとした苦味には、日本酒の新酒をあわせてみてはいかがでしょうか。旨味と酸を感じるしっかりした味のタイプなら、苦味とのバランスも楽しめるはず。
「菜の花のサラダ」と「キャベツ豚バラポン酢」の組み合わせは、菜の花のサラダで、炭水化物もしっかり摂れて、バラポン酢の方でタンパク質も摂れるため、バランスが良い構成になっています。そのため、ダイエット中でしたら、ご飯やパンなどの炭水化物は摂らなくても大丈夫です。