4月11日(月) 焼き筍のナムル

<メニューの詳細と栄養>

筍を焼いて、茹でた玉ねぎ、もやし、にんじん、小松菜を加えて、醤油バルサミコとごま油でナムルにしました。筍と玉ねぎを焼くことで香ばしくなります。筍は食べ応えがありますが、カロリーは100gあたり約26kcalと少なく、ダイエット向けの食材としてとてもおすすめです。
筍の栄養の一番の特徴は、食物繊維が多いことです。実は、食物繊維は炭水化物の一種で、整腸作用や、血糖値上昇の抑制、血中コレステロールの濃度を下げる効果が期待できます。また、塩分の吸収を抑制する効果があると言われるカリウムや、旨味成分で脳を活性化させて、やる気を出させる効果があるチロシンがあるため、疲労回復や美肌効果、便秘解消などが期待できます。
筍は、栄養面だけで見ても、とても魅力的な食材であることが分かります。しかし筍の魅力はそれだけではありません。筍はどんな料理にも合わせられる万能さを持った食材でもあります。主張の少ない味わいと、特有のシャキシャキとした食感は、とても魅力です。
生の筍を見つけたら、下処理などに少し手間がかかりますが、ぜひチャレンジしてみてください。

<特定原材料アレルゲン(7品目)の使用について>

特定原材料にあたるアレルゲンは使用しておりません。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。

<食器について>

湯河原焼の向山窯は、神奈川県湯河原の谷合から産出する粘土や、みかん灰等を原料に作陶したものです。湯河原の土は鉄分が多く、黒茶系の肌合いは単純素朴で主役たる花や料理を引き立たせてくれます。陶芸作品のテーマは、“温もり” で、細長いトンネル状の穴窯といわれる窯に、5~7昼夜薪を投入し続け、火を止めて待つこと10日、作品が誕生いたします。誕生した作品は、控え目で決して目立たず花や料理と出合ったとき、花や料理の美しさを引き出すことで自らが輝く、「愛するものを支えてやまない」 という温かさの中にある、支えるものの地味な輝きを表現したいと念願する…そんな鈴木秀男氏の幻想の世界が表現された陶器です。

豆皿ですが、厚みがあって、ゴツゴツしているところが、料理をワンランクアップさせてくれます。

<合わせたい主菜>

焼肉はいかがでしょうか?ナムルなので、焼肉の少し甘めのタレの風味とピッタリです。筍に噛み応えがあるため、お肉の方は、脂の多めのお肉や霜降りのお肉でも大丈夫です。筍の繊維が脂肪の吸収を抑えてくれます。

<食楽の食べかた>

筍のナムルが余ったら、炒めた麺と合わせてみましょう。焼きそばに合わせたり、焼きうどんに合わせたり…具が火が通っているため、あっという間に出来上がります。筍の歯ごたえが入ると、麺の美味しさをグッと引き立ててくれます。

<合わせたいお酒>

焼いた香ばしさとごま油の風味にあわせるのは、ロースト感のあるスタウトやシュバルツなどと言われる黒ビールとあわせたり、濃いめのIPAなどのビールとも合いそうです。

<本日の献立について>

「焼き筍のナムル」と「根菜の煮物」を組み合わせた理由ですが、煮物でも使える素材をナムルにしてあるため、シャキシャキな食感と、煮物のやわらかく味が染み込んだ美味しさを食べ比べできるため、楽しい献立になります。

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