4月7日(木) キャベツの豚バラポン酢

<メニューの詳細と栄養>

キャベツとにんじん、玉ねぎと豚バラ肉を蒸して、ポン酢で合わせたメニューです。豚バラを使用していますが、食物繊維のたっぷりな野菜と蒸すことで、さっぱりとお召し上がりいただけます。豚バラ肉に最も含まれているのは脂質です。豚バラ肉100g中34gが脂質であり368kcalになります。栄養価が高いのですが、豚バラ肉100gで1日の脂質の栄養推奨量の約8割に相当し、カロリーの塊と言っても過言ではありません。
脂質は、植物油やバター、お菓子やインスタント食品にも含まれているため、つい過剰摂取になりがちです。脂質はホルモンや消化酵素の原料になったり、細胞の働きを維持したりと身体に欠かせない栄養素ではありますが、カロリーオーバーにならないために摂取量は上手に調節しなければなりません。
そんな時には、今回のメニューのように、野菜とあわせて蒸すことをおすすめします。
豚バラ肉の栄養は、筋肉の中に蓄積する乳酸を取り除き、また炭水化物の代謝を司る酵素の働きを促進するビタミンB1や、タンパク質の代謝に関わるため、皮膚や粘膜の健全な機能をサポートするビタミンB6、臓器、筋肉や血液など身体そのものを作る材料であるタンパク質などが含まれます。
下茹でをして、油を落とすような角煮などの調理法でも、カロリーをダウンすることができます。今回のメニューのように、キャベツなどの野菜の食物繊維とともに摂ることで、脂質を出してあげるといいですね!

<特定原材料アレルゲン(7品目)の使用について>

特定原材料にあたるアレルゲンは使用しておりません。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。

<食器について>

神奈川県山北町で活動されている佐野有子さんの作品です。小物をちょっと置くだけでもおしゃれなデザインの小皿。笠間焼で修行をしたのち、山北町へ移築しました。異素材との組み合わせやさまざまなモチーフに挑戦し、空間、精神、動き、素材とモチーフの本質を体現する作品を制作する陶芸家さんです。

三角の皿なモダンでお皿なため、どんなお料理でも合うため、使いやすいお皿です。小皿としても使用しやすい大きさ。佐野さんの作品は、陶器初心者の方でもチャレンジしやすいので、さまざまなシーンで使ってみてください。

<合わせたい主菜>

食物繊維が多い、しめじ、わかめ、こんにゃくと肉が入ったおかずはどうでしょう。脂質に含まれるコレステロールを体外へ排出してくれるからです。例えば、卵としめじの炒め物やわかめと豆腐のサラダ、刺身こんにゃく、などがおすすめです。

<食楽の食べかた>

オリーブオイルとニンニクをたっぷり入れて、フライパンで温め直します。脂身たっぷりなバラ肉に油をかけるなんて、一見カロリーオーバーしてしまいそうですが、実は油同士はお互いに溶け合うという性質があります。そのため、オリーブオイルで炒めることで余分な脂質が豚バラ肉から出ていくため、加熱後キッチンペーパーで油分を吸収すれば簡単にカロリーカットが可能になります。また、オリーブオイルに含まれるオレイン酸はコレステロールを下げる効果があり、ニンニクが代謝を上げてくれるため、より健康的に味変できます。

<合わせたいお酒>

脂をさっぱりとさせてくれる、レモンなど柑橘系のサワー、ピルスナー系のビールにもレモンを絞ってあわせるのがおすすめです。

<本日の献立について>

「菜の花のサラダ」と「キャベツ豚バラポン酢」の組み合わせは、菜の花のサラダで、炭水化物もしっかり摂れて、バラポン酢の方でタンパク質も摂れるため、バランスが良い構成になっています。そのため、ダイエット中でしたら、ご飯やパンなどの炭水化物は摂らなくても大丈夫です。

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