2月7日(月) にんじんとキャベツのナムル

<メニューの詳細と栄養>

3種のにんじん(オレンジ、黄色、紫)ともやし、キャベツ、ごまを入れたナムルで、ごま油で味付けをするため、ごまの風味が存分に楽しめます。ごまは栄養豊富な食品の一つです。ごまの半分を占める脂質には不飽和脂肪酸が含まれ、その特徴としてリノール酸、オレイン酸が豊富であり、中でもリノール酸は人の体で作ることができないため、食べ物から摂る必要があります。他にも骨を作るカルシウムや疲れにくくする鉄分、免疫効果を高める亜鉛も含まれます。また、ごま特有の機能性成分「ゴマリグナン」は肝臓の働きを助けることで、悪酔いや二日酔いを防止することをはじめ、コレステロール代謝、血圧低下作用など様々な効果が期待できます。

<特定原材料アレルゲン(7品目)の使用について>

特定原材料にあたるアレルゲンは使用しておりません。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。

<食器について>

このお皿は唐津焼で、16世紀末、秀吉の文禄慶長の後で、朝鮮半島より渡来した陶工たちにより伝えられた技法と、備前地で発見された砂岩を含む土で作り出された焼き物です。この新しい技法は、それまでの日本の焼き物に一大転機をもたらす全く新しい焼き物として侘び茶の茶人たちに珍重され、現在では生活の器としても発展した。佐賀県唐津の港より、日本各地に運ばれたことから「唐津焼」と呼ばれるようになった。

高麗窯の古家章弘さんと古家義弘さんの作品は、粉引やはけ目、無地灰釉など、素朴で使いやすい器が多い中、ウェーブしたこのお皿は、洋風のメニューにも使えるため、とても幅広くご使用できます。また、色合いも曖昧なため、食材の色彩を生かしてくれます。取り皿としても、使用しやすい大きさになっております。

<合わせたい主菜>

ナムルにたっぷり入っているごまは、トマトに合わせると、セサミンとリコピンの高い抗酸化作用によって、高血圧や動脈硬化の予防が期待ができます。また、マグロやイワシ、カツオ、鮭など魚と合わせると、老化防止や脳の活性化にも期待できるので、ぜひ合わせてみてください!

<食楽の食べかた>

ナムルは、油も入っているため、炒め物にとても向いています。フライパンやホットプレートにそのまま入れて、炒めるだけでも食感が変わりますし、卵と麺つゆを加えると、栄養満点のお弁当のおかずにぴったりな一品ができます。

<合わせたいお酒>

ごま油の風味には口のなかをさっぱりさせてくれるビールやスパークリングワインなどをあわせて。コクのある味同士を組み合わせるなら旨味のある純米酒、山廃や生酛づくりのものなら、ごまの風味に負けることなく味わうことができそうです。

<本日の献立について>

「にんじんとキャベツのナムル」は韓国風に味わいになり、「かぶと魚介のアクアパッツア」は洋風なため、味のバリエーションが広いため、主菜は何を持ってきても合います。ナムルはサラダのような食感に仕上げているため、満腹感を作り出し、ダイエットにも効果的です。

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