2月3日(木) 鶏肉と長ネギの炒め物

<メニューの詳細と栄養>

たんぱく質が豊富な鶏胸肉と血液をサラサラにしてくれる効果が期待できる長ネギに、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、小松菜を入れて、ご飯が進むように、にんにくバター醤油味をつけました。にんにくに入っている「アリシン」はにんにく独特のにおいの元。嗅いだだけでもじわじわと体温が上昇し、食べた直後から血流や代謝がアップします。また血液がサラサラになり血糖値や血圧改善が期待できます。さらに風邪の原因になる連鎖球菌やブドウ球菌を殺す強力な抗菌作用を持っており、酸化防止作用によるがんの予防、体の免疫力を高める効果もあるといわれています。「アリシン」はたんぱく質と結合する性質があるため、このメニューのようにお肉やお魚と一緒に食べることをおすすめします。

<特定原材料アレルゲン(7品目)の使用について>

バターが入っているため、乳製品を使用しております。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。

<食器について>

備前焼は、岡山県備前市伊部(いんべ)地区周辺を産地とする焼き物。釉薬を一切使用せず、1200〜1300度の高温で焼成する焼締め陶です。土の性質や、窯への詰め方や窯の温度の変化、焼成時の灰や炭などによって生み出される備前焼は、一つとして同じ色、同じ模様にはなりません。また、茶褐色の地肌は、備前焼に使われる粘土の鉄分によるものです。備前焼は、高温で約2週間焼き締めるため「投げても割れない」と言われるほど堅く、すり鉢や、大きなカメ、壷が多く作られていました。
また、現在では、微細な気孔があり通気性に優れているため、切花が長持ちする花びんや、微細な凹凸により、きめ細かな泡ができることからビールグラスとしても重宝されています。備前焼の成形は、手びねりや轆轤(ろくろ)を使います。成形した後は、へらなどで装飾を施す場合もありますが、生地の模様は、窯詰めの際に異素材を一緒に焼いたり、炎の動きや、割木の灰などがかかり、模様として焼きあがります。窯の中の場所や炎の強さ、灰の量によって模様が変化するため、作家は、長年の経験から焼き上がりを予想して窯入れをしますが、最終的には焼きあがるまでわからないということになります。これが、2つとして同じものができない備前焼の魅力ではないでしょうか。

この陶器は、茶色が鮮やさと、表面のザラつき感により、食材を落ち着かせて、上品に演出してくれます。どんな色彩とも合いやすいため、使用しやすいお皿になります。

<合わせたい主菜>

鶏肉がたっぷり入っているため、卵や豆腐料理はいかがでしょうか?タンパク質はさまざまな食材で摂ることで、よりたくさんの栄養を摂ることができます。食材が変わると、食感も変わって楽しめます。

<食楽の食べかた>

残ったおかずは、ホットプレートを温めて、ご飯と混ぜてチャーハンにできます。卵を入れたり、醤油を入れたりして、好きな味を加えてみてください!お弁当のおかずにもピッタリです。春巻きの皮に包んであげても美味しくいただけます。味がついているので、何もつけずに楽しめます。

<合わせたいお酒>

ニンニクの風味の効いた炒めものとなれば、やはりビールがぴったり。特に、ラガー、ピルスナーのようなさっぱりしたタイプや、そこにレモンを絞って楽しんでもよいと思います。

<本日の献立について>

炒め物と煮物といった組み合わせで、同じ野菜でも、調理法による食感や味の違いを楽しんでみてください。栄養がたっぷりとれるので、身体をデトックスして、活力をチャージしてください。

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