2月17日(月) 大根とがんもの鶏そぼろあんかけ

<メニューの詳細と栄養>

大根と人参、長ネギ、大根の茎とがんもどきを煮込んで、そこに鶏ひき肉や大根を使ったほんのり柚子風味のあんかけをかけました。がんもどきの主成分は大豆由来のたんぱく質です。ほかにも、抗酸化作用によって活性酸素を除去し、脂肪の酸化を防ぐ大豆サポニンや、更年期障害を改善する大豆イソフラボン、鉄やカルシウムなど、大豆のもつ栄養素が多く含まれているため、他にもいろいろなお料理に使ってくださいね。また、ゆずにはビタミンCやβ-カロテンが豊富。ビタミンCは、血液中の白血球、特に細菌やウイルスと闘う好中球に多量に含まれており、体外から侵入してきた細菌やウイルスなどを撃退する役割を担っているため、コロナに打ち勝つ身体づくりにぴったりです。

<特定原材料アレルゲン(7品目)の使用について>

大豆と小麦が入っています。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。

<食器について>

大分県の山に囲まれた日田市にある小鹿田焼の坂本義孝窯の器です。小鹿田焼は、西暦1600年に朝鮮から連れてこられた陶工により開窯された小石原焼(福岡)の兄弟窯です。このため、技法などは小石原に共通するものが多いのが特徴。小鹿田焼の伝統技法は、「飛び鉋(とびかんな)」、「流し掛け」、「打掛け」が有名です。小鹿田焼は電気やガスなどの動力や燃料を使用しないため、土づくりは水、成形は足、窯焼きや薪と、全てが自然であり、手作業で行われています。

この器の特徴は、深めな容器であること。そのため、煮物など汁があるおかずでもいいし、アイスやヨーグルトなどデザートにもおすすめで、幅広く使える器です。またトーンの低い、淡い緑色は、食材の持つ自然の色彩をやさしく引き立ててくれます。

<合わせたい主菜>

合わせたい主菜は、焼き魚(特に青魚)です。がんもは豆腐であり、鶏の挽肉が入っているため、魚から摂れるたんぱく質やDHA、EPAは体内では作られにくいため、定期的に補うようにしましょう。

<食楽の食べかた>

余ってしまったがんもの煮物は、ガンモを小さめにカットして、汁に麺つゆを足して、卵でとじると親子丼風になりますよ!完成しているお料理を使うため、すぐに出来ます。ご飯にかけて丼にできて、たんぱく質がしっかり摂れるので、おすすめです。

<合わせたいお酒>

あっさりした味付けには吟醸~大吟醸などのキレイ目の日本酒が合いそうです。火入れしていない生酒のフレッシュな風味ともあわせてみてください。

<本日の献立について>

「大根とがんもの鶏そぼろあんかけ」と「白菜と桜エビの炒め物」ですが、ご飯が進む炒め物であるため、大根とがんもの鶏そぼろあんかけは、そのまま冷たくて煮物としてさっぱり食べても、温めて汁物のように食べても楽しめるように合わせました。

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