2月21日(月) 根菜類とちくわのマリネ

<メニューの詳細と栄養>

蒸した数種類の大根(赤色→紅くるり、紫色→紅しぐれ、白色→聖護院大根、皮が黒色→黒長大根)とちくわ、黄色人参とカブ、小松菜を、みそドレッシング和えてマリネにしました。マリネに使ったちくわの原料は白身魚のため、良質のタンパク質を含みます。筋肉や臓器など、体を構成する大切な栄養素で、酵素やホルモン、免疫物質としても働きます。また、赤血球の合成に関与し、骨髄で正常な赤血球を作るために重要なビタミンであるB12も入っていて、ちくわは疲労感や体力の回復に効果的です。味付けに使ったみそは、主原料が大豆なため、良質の植物性たんぱく質を多く含む食品。みそは発酵によって、大豆にはない、またはあっても少量のアミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、栄養的にさらに優れたものになっているので、お味噌汁などでみそをどんどん活用してくださいね。

<特定原材料アレルゲン(7品目)の使用について>

ちくわに含まれる小麦が入っています。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。

<食器について>

石川県の珠洲焼(すずやき)は、須恵器(すえき)の技術を受け継ぎ、平安末期から鎌倉・室町時代にかけて、珠洲各地で焼かれた無釉の焼き物です。よって、表面はザラザラしたのが特徴です。一度途絶えてしまったものの、昭和53年に復興してからも、昔のように釉薬をかけず、窖窯(あながま)で赤松の薪を燃料に数日間焼き締め、強い燻べ焼きで仕上げています。鉄分を多く含んだ珠洲の土を用い、手作りで形成し、窯の中で最高温度を1250度まで上げて焼き締めると、薪のはいが溶けて自然の釉となり素地も炭化して、黒灰色の趣のある焼き物が出来上がります。焼き締めの珠洲焼は、使い込むほど黒灰色の肌が落ち着いて馴染んでいきます。

こちらのお皿は和風にも洋風にも使いやすく、熱伝導が高いため、お刺身やサラダなどをのせ、冷蔵庫に入れると、冷えてとても美味しくお料理をいただくことができます。

<合わせたい主菜>

マリネと合わせたい主菜は、あんかけにした料理はいかがでしょうか。酢豚のような肉のあんかけや、麻婆豆腐や厚揚げなど豆腐の加工品をあんかけでとじたものなど、片栗粉であんをつくることで、旨味を閉じ込め、熱々なお料理が長く楽しめます。あんのとろみで食べやすく、身体を温めてくれるため、主食として合わせるのにおすすめです。

<食楽の食べかた>

フライパンやホットプレートに油を敷いて、炒め物にしてみましょう。サラダとは違った味わいの美味しさが味わえます。食楽は食卓を楽しむためのものです。1つの料理をいろいろな料理にして、味や食感の変化をみんなで楽しんでみてください!

<合わせたいお酒>

スパークリングワインのようなさっぱりしたお酒とあわせるのがよさそうです。ノンアルコールなら、輸入者の脱アルコールタイプのスパークリングワインがおすすめです。

<本日の献立について>

「根菜類とちくわのマリネ」と「カリフラワーのサラダ」は、生野菜であるマリネと温野菜のサラダを合わせたメニュー。生野菜は野菜が持つ酵素が摂れて、温野菜は野菜が持つ甘みが楽しめますので、組み合わせてメニューにしています。

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