3月17日(木) 春キャベツの蒸し焼き

<メニューの詳細と栄養>

春キャベツと新じゃがを蒸し焼きにしました。味付けはアンチョビで、ベーコンの旨味も加わった一品です。3月から5月ごろにかけて、スーパーでも頻繁に見かけるようになる春キャベツ。やわらかくて甘みがあっておいしいですよね。ビタミンCやビタミンK、カルシウム、食物繊維のほか、うまみ成分であるグルタミン酸を含み、生でも加熱しても食べやすい便利な野菜です。ところで、「キャベツ」の種類が出荷時期によって分類されていることをご存じですか。よく知られているのが、秋ごろに種をまき4~6月に収穫する春キャベツ、夏に種をまき11~3月に食べごろを迎える冬キャベツです。収穫の時期だけでなく、生産地も味わいも異なります。全体は丸い球形で内部は黄緑色をしており、葉の巻きがゆるい。葉はやわらかめで、みずみずしい。サラダなど、生食に適していますが、強火でさっと炒めても甘みが楽しめます。キャベツの栄養成分は、緑の濃い外側の葉にはビタミンA、芯に近い白い葉にはビタミンCが含まれています。またビタミンUも含まれ、食物繊維も豊富です。美味しいキャベツを選ぶポイント、同じ品種で同じ大きさなら、巻きがしっかりとしていて、持ったときにずっしりと重量感のあるものがおすすめです。また葉が鮮やかな緑で、つやとハリのあるものを選びましょう。蒸すことにより、旨味が凝縮されるため、キャベツの甘みを感じることができます。味付けのアンチョビは発酵食品なため、旨味が強いだけでなく、栄養豊富。アンチョビには、コレステロールや中性脂肪を減少すると言われているDHAやEPAが多く含まれます。DHAは脳神経を活性化する働きがあり、記憶力の向上などの効果が高く、EPAには血液をさらさらにする作用があり、心筋梗塞や脳卒中、動脈硬化の予防につながると言われています。

<特定原材料アレルゲン(7品目)の使用について>

特定原材料にあたるアレルゲンは使用しておりません。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。

<食器について>

会津の地に本格的に漆工芸が根付いたのは、天正18年(1590年)、豊臣秀吉の命を受けて会津の領主となった蒲生氏郷公が、産業として漆工芸を奨励したことによります。400年という時を超えて生き抜いてきた伝統の技の上に、常に最新技術を積極的に取り入れてきた会津漆器は、現在まで成長を続けています。今から500年程前の室町時代、芦名氏が漆樹の植樹を奨励したのが始まりで天正年間(1573~92年)蒲生氏郷が近江より職人を招き、その技法を会津に広め漆工養成と技術の進歩を図り、一躍産業化されました。朴、栃、欅等を木地として日用品漆器を生産し消粉・色粉などの蒔絵と沈金に特徴があり日本人好みの縁起の良い意匠や、多彩な加飾法が楽しめ、渋味のある「鉄錆塗」もみ殻をまいて模様を出す「金虫喰塗」木目の美しい「木地呂塗」、美しい塗肌の「花塗」が特徴です。

漆器は扱い方が難しそうなイメージがありますが、基本の洗い方はとってもシンプルです。使用後は台所用洗剤を使い、やわらかいスポンジ(またはやわらかい布)で洗います。洗った後は木綿の布巾などで拭きます。特に隅の部分には水気が溜まりやすいので、水分が残らないようしっかり拭き取りましょう。漆器は使えば使うほどに美しい光沢が生まれ、独特の味わいが増していきます。そうした漆ならではの経年変化も魅力の一つですが、長く大切に使い続けるためにも、使用する際は以上の点に気をつけると、重厚感も出て、とてもかっこいい食卓を彩ることができます。ぜひ使ってみてください。

<合わせたい主菜>

豚肉には血液を作る素になる鉄分が含まれていて、特にヒレ肉に多く含まれています。豚肉と、キャベツを一緒に食べると、キャベツのビタミンCが鉄分の吸収率を上げてくれるから、鉄分を効率よく摂ることができます。そのため、ベーコンとメニューを組んでいますが、この量では十分とは言えないため、ヘルシーなヒレを使ったカツはいかがでしょうか?鶏肉のステーキももう一つのメニューにあるので、小さな1枚のカツでも十分です。

<食楽の食べかた>

水に白だしを加えて、そこに残った蒸しキャベツを入れて、スープにします。焼いたお餅を入れれば、簡単お雑煮ができて、朝ごはんにぴったりなメニューになりますよ!お餅がなければ、ご飯を入れて、雑炊にもできます。その時は、卵でとじてタンパク質も加えるといいですね!

<合わせたいお酒>

アンチョビの風味には白ワインが鉄板、軽めの赤ワインやロゼワインでもあわせられるので飲みすぎ注意です。。

<本日の献立について>

「春キャベツの蒸し焼き」と「新玉ねぎのステーキ」の献立ですが、蒸しと焼きの2つの技法で、野菜が楽しめるメニューになっています。野菜がたっぷり取れるだけでなく、タンパク質も摂れるため、ご飯やパンを用意するだけで、夕食が完成します。果物などをつけて食卓に彩りを与えるとなおいいですね!

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