食卓の雰囲気と栄養吸収

食卓の雰囲気で料理の価値や栄養の吸収が変わります。

食事は視覚で始まり、五感を通して記憶されます。例えば、テレビの番組でおいしそうな料理が出てくれば食べたくなるとか、メニューを見て選べるのも、その原理ですよね。

人の脳は目の前の料理だけでイメージしているのではありません。食べる空間がどのような場所なのか、どんな食器でどのように盛り付けられているのか、誰と食べているか、など、たくさんの要素で料理の価値が食べる前から変わるのです。

片づけずにものが散乱した部屋で食事をしていれば、周りが気になってしまいます。ましてや感性が豊かなこどもであれば余計。

その料理の印象は、周りの空間含めて決まります。さらに人の身体はとてもよくできていて、おいしそうだと思ったり、楽しいと思ったりすると脳から体に指令がでて、消化酵素を出してくれるのです。

だから、同じ料理であっても栄養まで変わるということ。 毎日3度以上繰り返し行われる、食べるという行為だから、どんどん差が出てくる・・・  それだけ、楽しく食べることができる食卓を作ることは大切なのです。

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