1月27日(木) カブと鮭のクリーム煮

<メニューの詳細と栄養>

サワークリームを入れてコクを出したホワイトソースがポイントになるクリーム煮。骨を丈夫にするカルシウムや、塩分を体外に出すカリウム、疲れをとってくれるビタミンCを豊富に含むかぶに、免疫力を高めるβカロテンをたっぷり含む葉や茎が入り、さらにはアンチエイジングにも期待ができるアスタキサンチンが豊富な鮭を組み合わせたことで、美容にいい一品に仕上がりました。

<特定原材料アレルゲン(7品目)の使用について>

乳製品を使用しています。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。

<食器について>

備前焼は、岡山県備前市伊部(いんべ)地区周辺を産地とする焼き物。釉薬を一切使用せず、1200〜1300度の高温で焼成する焼締め陶です。土の性質や、窯への詰め方や窯の温度の変化、焼成時の灰や炭などによって生み出される備前焼は、一つとして同じ色、同じ模様にはなりません。また、茶褐色の地肌は、備前焼に使われる粘土の鉄分によるものです。備前焼は、高温で約2週間焼き締めるため「投げても割れない」と言われるほど堅く、すり鉢や、大きなカメ、壷が多く作られていました。
また、現在では、微細な気孔があり通気性に優れているため、切花が長持ちする花びんや、微細な凹凸により、きめ細かな泡ができることからビールグラスとしても重宝されています。備前焼の成形は、手びねりや轆轤(ろくろ)を使います。成形した後は、へらなどで装飾を施す場合もありますが、生地の模様は、窯詰めの際に異素材を一緒に焼いたり、炎の動きや、割木の灰などがかかり、模様として焼きあがります。窯の中の場所や炎の強さ、灰の量によって模様が変化するため、作家は、長年の経験から焼き上がりを予想して窯入れをしますが、最終的には焼きあがるまでわからないということになります。これが、2つとして同じものができない備前焼の魅力ではないでしょうか。

この陶器は、とにかく形がかわいらしいこと。器を支える足が3つなため、少し不安定な感じもしますが、その儚さがとても愛おしくなる陶器です。深さがあるため、汁が多い煮物やアイスなどのデザートにも合います。深みのある色合いが、料理の見た目をワンランクアップさせてくれます。

<合わせたい主菜>

トマト煮のような酸味の効いた肉料理や魚介類はいかがでしょうか?クリーム系は、途中で味に飽きてしまいますが、トマトのなど酸味があるものと併せて、食べていると、いつまでも美味しくいただけます。

<食楽の食べかた>

半分はこのまま食べて、半分はチーズをたっぷり乗せて、オーブンで焼いてみてはいかがでしょう。フランスパンなどのバケットに乗せて食べたら、白ワインにぴったりなおつまみに変身します。食楽はリメイク料理も大得意です!

<合わせたいお酒>

クリームにあわせるのは、すこしコクのある白ワインが相性よし。オーガニックワインでよい意味の雑味があるものもオススメです。

<本日の献立について>

気温が寒い時には、揚げ物やクリーミーなものを食べたくなり、エネルギーを確保していくのが人間です。キャベツのかき揚げは揚げることで素材の甘さを活かした一品と、サワークリームで酸味を高めてかぶの甘みを引き出すといった引き出し方の違いを楽しんでいただける献立になっております。

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