3月10日(木) 青梗菜の中華炒め

<メニューの詳細と栄養>

青梗菜と小松菜、にんじん、キャベツ、新玉ねぎ、もやしと油揚げを胡麻油で炒めて、オイスターソースで味付けた中華炒めです。メインで使われている青梗菜はシャキシャキとした食感が美味しい中国野菜です。中国が原産でアブラナ科に分類される野菜です。1年中スーパーに並んでいますが、旬の時期は、9月〜1月ごろです。シャキシャキとした食感とほのかな甘味が美味しい野菜で、炒め物や煮物、スープ、お浸しなどさまざまな料理に活用できます。目の機能、皮膚や粘膜の健康を保つβ-カロテンやシミやシワを防いでくれるビタミンC、ストレスや冷えから体を守るビタミンEなどの抗酸化作用が高い成分が豊富で、アンチエイジングや生活習慣病予防にも効果が期待できます。また、筋肉を動かしたり、精神の興奮をおさえ安定させるなどの効果もあるカルシウムや酸素を全身に運ぶ赤血球を作るために欠かせない鉄などのミネラルも豊富に含まれており栄養価の高い野菜です。青梗菜には鉄が含まれていますが、非ヘム鉄という体内に吸収されにくい鉄です。たんぱく質を含む食材と一緒に食べることで体内への吸収率が高くなります。お肉やお魚と組み合わせた献立にすると効果的なため、このメニューではお魚で作ったはんぺんを組み合わせました。また、ビタミンCも鉄の吸収を助ける栄養素です。青梗菜にもビタミンCは含まれていますが、ビタミンCが豊富な小松菜や新玉ねぎと組み合わせることでさらに効果を高めた炒め物に仕上げています。

<特定原材料アレルゲン(7品目)の使用について>

特定原材料にあたるアレルゲンは使用しておりません。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。

<食器について>

神奈川県山北町で活動されている佐野有子さんの作品です。小物をちょっと置くだけでもおしゃれなデザインの小皿。笠間焼で修行をしたのち、山北町へ移築しました。異素材との組み合わせやさまざまなモチーフに挑戦し、空間、精神、動き、素材とモチーフの本質を体現する作品を制作する陶芸家さんです。

どんな料理にも合うため、とても重宝するお皿です。ゴールドの縁が三日月のようになった可愛らしい作品です。素材を乗せると料理をワンランクアップさせてくれます。

<合わせたい主菜>

青梗菜にはたんぱく質を含む食材と一緒に食べることで体内への鉄が吸収率が高くなるため、蒸したり、煮付けたりしたお魚はいかがでしょうか?栄養が摂りやすくなります。中華風にする場合は、蒸した魚にごま油とポン酢を合わせて、そこに刻んだネギを入れるだけでも簡単な中華風の主菜になります。用意が大変でしたら、鯖やイワシなどの青魚の缶詰もおすすめです。

<食楽の食べかた>

熱したフライパンに胡麻油を入れ、そこに麺つゆを入れた卵を入れて、卵焼きを作ります。ご飯の上に残った青梗菜の炒め物を置いて、そこに卵焼きをのせれば、中華風のたまご丼になります。簡単に栄養たっぷりな丼ができますので、作ってみてください。

<合わせたいお酒>

野菜のシャキシャキ感と中華風の味付けには、さっぱりけいのハイボールが相性よし。スコッチのデュワーズにライムを絞ってさらにさっぱりと。

<本日の献立について>

「青梗菜の中華炒め」と「キャベツのアクアパッツァ」の献立ですが、中華料理とイタリア料理の組み合わせにしたことで、主食はご飯でもパンでも楽しめます。料理の国を変えることで、調味料が違うため、味わいが重ならないことで、脳の活性化につながります。

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