3月14日(月)新じゃがのみそ炒め

<メニューの詳細と栄養>

新じゃがと玉ねぎ、にんじん、キャベツをひじきと一緒に味噌を使って炒めました。メインの食材である新じゃがですが、年間を通して身近な食材です。春から初夏にかけては通常のじゃがいもより少し小さめの新じゃがが店頭に並びます。これが並ぶと春の訪れを感じますね。この新じゃがとじゃがいも、何が違うのかご存じでしょうか。 通常のじゃがいもは春から夏にかけて育てられ、秋から冬にかけて収穫されます。一方、新じゃがは冬から育てられ、春から夏にかけて収穫されます。そして通常のじゃがいもとの大きな違いが、収穫後すぐに出荷される点。じゃがいもは収穫後に貯蔵庫で貯蔵され、熟成してから出荷されるため、水分がほどよくぬけてホクホクした食感になります。一方、新じゃがは収穫後間もないため、水分が多いのが特徴で、皮を剥かなくて良いところも調理ができるのが楽でいいですよね!じゃがいもに多い栄養素といえば、免疫力を高めたり、美肌作りに貢献するビタミンC ですが、その含有量が、新じゃがは通常のじゃがいもに比べておよそ4倍も含まれています。ビタミンC は収穫後時間が経つにつれて減少する傾向にあるため、収穫後すぐに出荷される新じゃがには、じゃがいもよりも多くのビタミンCが残っているという理由です。また皮ごと調理が可能なため、皮に含まれるビタミンやミネラルなども、くまなく栄養を摂ることができるので、新じゃがが出ている時期はどんどん使ってくださいね!煮崩れがしにくいので、今回のような炒め物だけでなく、スープなどでもおすすめですよ。味付けに使ったみそは、主原料は大豆であり、良質のたんぱく質を豊富に含む食品で、“畑の肉”といわれています。 大豆は発酵によって、アミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、栄養的に優れているので、春にピッタリな栄養たっぷりなメニューと言えます。

<特定原材料アレルゲン(7品目)の使用について>

バターに含まれる乳製品を使用しております。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。

<食器について>

神奈川県伊勢崎市生まれで、伊勢原市三ノ宮に陶房を開いている作家さんです。鉄分を含んだ釉薬が結晶のように凝固し、金属的な輝きを放つ色合いが特徴で、窯変で生じる偶然性は二つと同じ作品は生み出せないそうです。銀化天目というのは、 黒い釉薬を山下さん独自の焼成法で金属的な輝きに仕上げた作品たちのことです。青っぽい金属らしい不思議な風合いを醸し出しています。

青色の食器は料理の盛り付けをするのは難しいと言われていますが、青色がそんなに強くないため、どんなジャンルの料理も合いやすく、とてもモダンな仕上がりになります。金属が入っているため、冷蔵庫にお皿を冷やして、お刺身などにも使用できるお皿です。

<合わせたい主菜>

じゃがいもは、塩分を出してくれるカリウムが多く含まれているため、ちょっと我慢していた味の濃い肉料理などを合わせてみてはいかがでしょうか?その時は、同じくカリウムが多いフルーツなども一緒に食べるといいですね!じゃがいもも、フルーツも糖質が多いため、ご飯やパン、麺などの炭水化物は控えてもいいですよ。

<食楽の食べかた>

味噌はチーズがとてもよく合います。残った新じゃがのみそ炒めを耐熱容器に入れて、熱によって溶けるチーズをかけて食べるとボリュームたっぷりでお子さんも大好きな味になります。大人が食べる場合は、緑のタバスコ(ハラペーニョ)などの辛味をプラスすると、お酒のおつまみにもぴったりな一品に早変わりします。

<合わせたいお酒>

味噌とワインなどの醸造酒には発酵という共通点があります。白ワインならコクのあるタイプ、オレンジワインもあわせてみてはどうでしょうか。

<本日の献立について>

「新じゃがのみそ炒め」と「春野菜のポトフ」の献立ですが、ポトフはさっぱりしていて、味噌がバターを使った炒め物で、コクがある味わいのため、ご飯も進み、ポトフが汁がわりになるため、ご飯を炊くだけでも十分に栄養たっぷりな献立になります。

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