4月14日(木) レタスと海藻の春サラダ

<メニューの詳細と栄養>

レタスと玉ねぎ、大根、にんじんに、春の訪れを感じる「うど」や「ふき」を入れた春らしい海藻サラダです。手作りの中華風のドレッシングを合わせます。
サラダに入っている「うど」のことをみなさんはご存知ですか?
うどは、多年草の山菜の一種。シャキシャキとした食感が特徴的で、炒め物や和え物、サラダ、煮物、味噌汁の具材などに使われます。その独特の食感は、他のものでは代用がきかないとして親しまれています。漢字では、難読漢字にあげられることもある「独活」という字で表します。
また、栄養価についてですが、クロロゲン酸という抗酸化性を示す物質を含んでいて、がんの発生予防や日焼けによるメラニンの抑制などの効果があると言われています。
他にも、疲れにくく、抵抗力を保つと言われるアスパラギン酸や、血液循環をよくし、疲労回復に効果が期待できるジテルペンアルデヒドという栄養も含まれていて、美容面でも効果が高いです。
うどは、下ごしらえが必要なので、調理するのが少し難しそうに感じるかもしれませんが、酢水に少しつけておくだけで簡単にアク抜きできます。
酢味噌を用意しておけば、あっという間に一品ができます。他にも、きんぴらにしたり、炒め物にしたり、生で食べたりできるので、うど料理で春の味と食感をお楽しみください。

<特定原材料アレルゲン(7品目)の使用について>

特定原材料にあたるアレルゲンは使用しておりません。なお、その他のアレルギーにつきましては、個別に対応しますので、問い合わせください。

<食器について>

会津の地に本格的に漆工芸が根付いたのは、天正18年(1590年)、豊臣秀吉の命を受けて会津の領主となった蒲生氏郷公が、産業として漆工芸を奨励したことによります。400年という時を超えて生き抜いてきた伝統の技の上に、常に最新技術を積極的に取り入れてきた会津漆器は、現在まで成長を続けています。今から500年程前の室町時代、芦名氏が漆樹の植樹を奨励したのが始まりで天正年間(1573~92年)蒲生氏郷が近江より職人を招き、その技法を会津に広め漆工養成と技術の進歩を図り、一躍産業化されました。朴、栃、欅等を木地として日用品漆器を生産し消粉・色粉などの蒔絵と沈金に特徴があり日本人好みの縁起の良い意匠や、多彩な加飾法が楽しめ、渋味のある「鉄錆塗」もみ殻をまいて模様を出す「金虫喰塗」木目の美しい「木地呂塗」、美しい塗肌の「花塗」が特徴です。

漆器は扱い方が難しそうなイメージがありますが、基本の洗い方はとってもシンプルです。使用後は台所用洗剤を使い、やわらかいスポンジ(またはやわらかい布)で洗います。洗った後は木綿の布巾などで拭きます。特に隅の部分には水気が溜まりやすいので、水分が残らないようしっかり拭き取りましょう。漆器は使えば使うほどに美しい光沢が生まれ、独特の味わいが増していきます。そうした漆ならではの経年変化も魅力の一つですが、長く大切に使い続けるためにも、使用する際は以上の点に気をつけると、重厚感も出て、とてもかっこいい食卓を彩ることができます。ぜひ使ってみてください。

<合わせたい主菜>

海藻サラダと合わせたい主菜は、煮魚です。アクアパッツアのようなさっぱりとしたものでもいいですし、甘辛く煮付けたものも合います。サラダが生の野菜や蒸した野菜が使用されていて、もう一つの献立はブロッコリーの唐揚げで、肉を使用していることから、魚を使った主菜にすることで、摂取できるタンパク質の種類を変えて様々な栄養価を吸収できます。

<食楽の食べかた>

出来上がった焼きそばやパスタにサラダを合わせてみると美味しいですよ。生の野菜の食感が食事を楽しくしてくれます。また、ふきやうどが入ることで、春の味わいがするメニューに早変わりします。

<合わせたいお酒>

うど・ふきの風味とあわせるのはやはり日本酒。純米吟醸や吟醸クラスの重すぎずキレイすぎない、少し落ち着いた造りのお酒が合いそうです。独特の香り同士を合わせるペアリングなら、ジンなども面白いと思います。

<本日の献立について>

「レタスと海藻の春サラダ」と「ブロッコリーのから揚げ」の組み合わせは、味覚的に合わせました。揚げ物は美味しいですが、油が気になる方も多いと思います。そこで、生の玉ねぎや海藻などが入っているサラダを組み合わせることで、さっぱりと楽しめます。

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